トップ  >  最新採集結果  >  2011年1月某日〜1週間 イスラム武装過激派の島上陸 この島で1番危険な山

誰も行かないイスラム武装過激派の潜伏している島まで行けば新種が採れるのではないかと思い、私のスタッフには日当を5倍払うからと言いむりやり連れて行く(2人)事にしました(私のスタッフは私に借金があるため)

【画像1】 1番危険とされる山で、ボディーガード13人付きの採集(この島で山近くの人は皆ライフルなどを持ち歩いているので内戦状態のような緊張感)

国内線を乗り継ぐ間に、私のスタッフに「もし拉致られそうになったらタダで拉致られるわけにはいかないから、俺は最低2人★るから、おまえらは一人一殺な!」と気合を入れたら、私のスタッフは顔が引きつっていました(笑)(私は本気です)。

国内線を2回乗り継ぎ目的の島はなんと通り過ぎてしまい、結局目的の島には空港は無く到着したのは1つ先の小さな島でした。目的の島には船で渡るしかなく、定期船はすでに出てしまっていたので漁師の船をチャーターして渡る事にしました。船頭からは「あの島はアブサヤフが居るんだぞ!いったい何しに行くんだ?」と聞かれ「フッフッフ」と笑って答えながら、心の中では『アブサヤフ上等!むこうは目的の為には自爆テロをする非道なキチガイ、俺はクワガタを採る為には命と金を惜しまないキチガイ、どっちのキチガイが強いか試してやる!俺がアブサヤフに天誅を与えて真の大和魂を見せてやる!』と気合いを入れ「いざゆけ〜♪つわもの〜♪にっぽ〜んだ〜ん〜じ〜♪」と歌いながら1時間かけて渡りました。
島は観光客などは一切来ない島のため泊まれる宿は1軒しかなく、電気は夜だけで水もタンクに溜めてある分しかない不便な場所でした。

到着してすぐ警察が来て目的を聞かれたので、事情を説明したら「とてもじゃないが山に行くには警察を護衛に付けて行かないと拉致されるぞ!」と怒られたので仕方なく警察の護衛を付ける事にしました。
翌日3人の警察に護衛され山に向ったのですがやはり原生林はほとんど伐採されココナッツや果実畑に変わっていて、所々に二次林がある程度でオオヒラタは採れない環境でした。翌々日、警察に「原生林までなんとか行きたい」と話したら警察の人も山は危険なため行った事はないらしく、とりあえず一番近くの山へ護衛付きで向かい最初はバイクで行ける所まで行きその後は2時間歩いて原生林に着きました。アブの木は無かったのですが良い条件の場所にプドゥプドゥが多くあったもののクワガタが全くいなかったので、材割りを徹底してやってみたらネブトと小型幼虫が出てきました。しかしヒラタは採れそうもなかったので警察に「島で1番の原生林を調べたい」と言うと「1番危険な場所だし我々だけではどうにもならないから、島で一番顔のきく町会議員に相談してからじゃないとダメだ!」と言われ相談する事にしました。

その夜、町会議員の家に行き相談すると「山はアブサヤフのテリトリーで昨年末から新たにマレーシアからイスラム武装過激派が来て合流してるから、日本人が来た事が分かったら完全に拉致されるぞ!」と言うので「そんなの覚悟してるからこの島に来てる訳だし、なるべくみんなに迷惑がかからないように帽子をかぶって目立たなく行動するからなんとか行かしてくれ!」と熱く頼むと「そこまで言うなら完全護衛が条件で山の麓の村長を紹介してやるけど、何があっても責任は持たないぞ!」と言われ、即答で「OK牧場!」と答えミーティングをする事にしました。警察の所有する島の詳細地図を見ながら町会議員が「まず陸路で山に近づくとヤツらに見つかる確率が高いから、小型船で山の近くまで行き川を昇って山に向かう。万が一襲撃を受け拉致されてしまうと、ヤツらに船でこの島まで連れて行かれここで★られる。」と具体的な説明を受け、山の麓の村長に事前に連絡を入れ小型船で翌朝向かう事にしました。

翌朝、警察8人に護衛され小さい船着場に行くと漁師達に『何者だ?』と思われ大注目を受け、『かえって目立ってっぺよ!』と思いながら船に乗ったのは警察3人と町会議員と私のスタッフだけでした。船の前と後は警察がライフルを持って構え、1時間ほど進んだ後マングローブの川をくねくねと30分上流に向かうと川沿いに床上式の家が十数軒見えてきた途端、25人の男達が皆ライフルを構えて待ってました。警察が手を振って合図をしたら分かった様子で男達は構えを止めたので、写真を撮ろうとしたら顔が写るからダメだという事でした。(上の写真は山から下りて疲れていたので観念して撮らせてもらいました)
 

村長に目的を話したら「山に行くならボディーガードを20人付ける」と言うので「そんなにいたら目立つから2人いればいい」と言うと「相手は襲撃して来る時10人以上で来るからこっちも最低10人以上はいないと太刀打ちできない!」と激しく言うので仕方なく村の自警団10人、警察3人の合計13人のボディーガード付きで山に向いました。M16などライフル10丁、COLT45などガン14丁、マガジンを各4つずつ所持し私も本気で撃つつもりで山に入りました。

※ しかし実際には村人の誰がアブサヤフと繋がっているかは分からないので、100%ボディーガードを信用してはいませんでした(フィリピン人は金の為なら平気で裏切るので)

【画像2左】 赤枯れ材の中から出たクワの幼虫

山を登って行く途中、私がクワガタの採れる木を揺すっている時や材割りをしている間も常にボディーガード達がライフルを構えて警戒して周囲を囲んでくれていました(超VIP採集)

【画像3右】 白枯れ材の横から出た爆弾の破片

白枯れ材を割っていたら根元の横から金属破片が出てきて警察が「BOMのパーツ」と言うので詳しく聞くと、第二次世界大戦中の爆弾の破片でそのあたりにはまだ不発弾もあるから危険だという事でした。

材割りをしても小型の普通種しか出てこなく、その後は良い条件の場所に多くのプドゥプドゥがあったのですが通常であればタウルスが居るような場所でも全く居なく樹皮を剥いだ食痕も見つかりませんでした。

幼虫は4種類採れたので新種に期待して、現地秘密基地(今回新たにこの島に新設)で飼育して羽化を待つ事にしました。私の予想ではキクロマトスが出れば新種か亜種の可能性があると思います(ボルネオ島に近いので)

※ 私は各島に採集道具(発電機や靴など)や材割り幼虫を保管する秘密基地を合計12箇所持ってます(笑)。

【画像4】 噛まれそうになったアオハブ

邪魔な枝を掃っていたら肘のすぐ横にいて運よく噛まれなかったのですが、カメラを向けただけで飛びついて来ました(写真は飛びついてきた後、下に落ちた時に撮影。通常アオハブは木の枝などにいます)

最終日にダールマン?を採ったのですが、アゴの出かたが内側から出ているため一見ベリコサ風なんですがアゴ先は湾曲していて細くなっているので亜種のような気がします(1個体だけなので個体差なのかまだ分かりません)次回に数を採るまで画像の公開は控えさせていただきます。

※ 結局、警察や町会議員、村長、村人達にボディーガード代を払うだけ払ってクワガタは大したのが採れませんでした〜(泣)!フィリピンはいつもの事ですが・・・)

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