トップ  >  最新採集結果  >  2011年9月12日〜18日 スリランカ採集

私の昔の採集目標は、シリアにジュダイクス、カメルーンにレギウス、インドにウエストウッディーを採りに行き、最終的にはアマゾン調査に行く事でしたが、フィリピンやインドネシアで狙ったクワガタが思うように採れず悔しくて何度も同じ国に繰り返し採集に行くようになってしまいました。
そのためこれ以上他の国に行くとその国でもリピートしてしまい日本に帰らなくなってしまうと思ったので、『新たな国には採集に行かない!』と自分でブレーキ・ロックを掛けてきました。

8月、知人からスリランカで政府関係の仕事をする人に投資をしてくれないかという話が来たので、私は当人と話をして山に入れるか尋ねたところ今は内戦も終結したし大統領と親しいから大丈夫だと言われ、私のブレーキ・ロックが解除されました(笑)。

※ スリランカは生物などの採集や持ち出しは厳しく禁止されています。

【画像1】 材割りで出てきた大型のカンディネブトの蛹(邪魔なクロツヤムシも沢山出てくる)

コロンボに着いて初めは投資先の関係者や政府関係者と話をして、何処に原生林があるかを尋ね最初は近場にあるという森に行く事にしました。
色々な場所を見て周り、森には夜7時過ぎになってしまったためよく見えませんでしたが、木の大きさや種類を見て本当の原生林ではないことが分かりました
(野生の象がたまに入り込むという話でした)
材割なら小型種の幼虫が出てくるのではないかと思い翌日早く同じ場所に向かうと、マホガニなどの植林された森に自然の木が沢山生い茂っている森でした。(一般の人は本当の原生林に行った事が無いので自然の森と区別がつかない)まともなクワガタは採れないのは分かってましたがせっかく来たので、中に入って倒木を割ってみたらハナムグリの幼虫しか出てきませんでした。
他に自然の森は無いのか尋ねると別な地域にあると言うので行ったのですが、やはり同じような植林の森でその他の平地はほとんどココナッツ畑でした。

【画像】 カンディネブト23mm(以前はCheliferだったが、新大図鑑でKandIensisになった)

標高のあるキャンディ方面まで行けば保護区の森があるのは分かっていたので、改めて保護区立ち入り許可の手続きなどをして向かう事にしました。
中央山間部に向かうと山はほとんど伐採されていて、保護区だけが厳しく管理されていました。
保護区に入る前に管理関係者に目的や所持品を検査され、採集等は一切禁止と言われてしまいました。とりあえずクワガタの採れる木があるか調べるために入ると、なんとマホガニやアカシア、建築などに使用される硬い木
(国ごとに名前が違う)の大木(直径1m以上)がほとんどの再植林地域でした。森の外から見ると原生林に見えてしまうので、普通の人には見分けができません。

【画像3左】 スリランカ産ツノゼミ

【画像4右】 スリランカは島国なので、独自に進化した珍しい形態のトカゲが多い。

【画像5】 倒木の樹皮をめくったら出てきたクビワクロハナムグリ(最初はゴキブリだと思ったのですが、飛んだのでハナムグリだと気づいた)

別な保護区へ行くとやはり採集などは禁止と言うのでその日は諦め、夕方政府関係者に電話をして翌日、特別に調査目的の許可を出してもらいました。
森に入るとやはり再植林地域だったので森林警察官に「この森はPrimeval Forest
(原生林)じゃなくてReforestation(再植林)だろ」と言うと「100年前に伐採されてTree Plantimg(植林)
でやっと現在Natural Forestになった!」と言ったので、私は「Not Natural!」、「I’m Primeval Forest Master」と言うと「・・・?」黙ってしまいました(笑)。
木での採集はできないと思ったので材割り中心で幼虫を探すと、ネブトの幼虫が出てきたため倒木をひっくり返すとカンンディネブトが出てきました。

他の倒木の樹皮下からクビワクロハナムグリの成虫やネブトが出てきたのですが、やはり木の種類からして他のクワガタの幼虫は厳しいと思ったので、次回に本当の原生林を探す事にしました。

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