【画像1】 ミンドロ島はフィリピンで7番目に大きい島ですが島の約9割が伐採され原生林が残ってなく、南側はこのように土が露出している山が多い島です。
北部にはナチュラルパークが有りクワガタのデータがありますが、私は過去3回の調査で中部と南部に原生林の残っている場所を確認しているので再調査に向かいました。
過去の調査ではヒラタの採れる木が数種類揃っていたために、オオヒラタが生息しているのではないかと思って向かったのですが中部にある原生林は1時間ほど歩いたら裏側は延々と伐採されていて何も採れませんでした。
(この島はいまだに原住民が多く下はふんどしだけで裸足、町に出てくるときは上は着ていないといけない規則になっているためにTシャツを着て歩いています)
【画像2】 南部の原生林地区へ行き昼間は山に入ったのですが何も採れなかった為、夜は月の見えない場所でライトトラップをしましたが寒かったせいかミツバチだけで蛾も飛んで来なくダメでした。
原生林の中で地上20m位の場所にスペシャル果実トラップや、T−TOP式トラップ2型や3型も仕掛けたのですが1頭も採れませんでした(泣)。
(フィリピンは原生林の残っている場所が極めて少なく、クワガタの絶対数もインドネシアなどとは比較にならないくらい少ないので、雨期でないと採集が難しいです)
![]() 11月12日 島から小船で未知の島へ |
![]() 最新採集結果 |
![]() 12月5日 ルソン島Mt.バナハウ採集 |